風邪をこじらせたり、病原体に感染したりして起こる肺炎
ただ「肺炎」と聞くと、とても重い状態のような印象を受け、
入院が必要になるのではと心配になります。

ですが、実際のところはどうなのでしょうか。
今回は、肺炎になった時の入院の基準はどのあたりなのかを、考えてみましょう。

肺炎ってどんな病気?

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肺炎は、文字通り肺に炎症が起こる病気です。
日本における死因の第4位に位置するほど、高い死亡率を持つ病気でもあります。

この肺炎は、風邪をこじらせて起こるほか、マイコプラズマや、
肺炎球菌などの病原体に感染することによって起こります。
また、あまり多くはありませんが、
アレルギーなどによっても起こることがあるため、
必ずしも病原性の微生物が原因とは限りません。

肺炎になると高熱が出て、肺がうまく機能しないことによる咳や痰、
そして喘鳴などの呼吸器症状が出ます。

この症状を放置しておくと、どんどん呼吸が苦しくなり、
酸素が足りない状態になっていきます。
そして、食欲が無くなり、水分補給もしづらくなるので、
脱水症状を起こしやすくなってしまうのです。

このまま処置をしないでいると、
身体がどんどん弱って呼吸ができなくなり死んでしまいます。

どんな状態になったら、入院が必要なのか

以上の説明のように、肺炎は重い病気だから
必ず入院が必要だと思われがちですが、

実際はそうではありません。
若い人の場合で、軽症の場合なら、入院せずに薬と通院対応で済む場合が多いようです。

ただ、体力の無い高齢者や子ども、
そして他の病気を抱えているような人に関しては、
悪化してすぐに命を落とす危険性があるため、軽症でも大事をとって入院をすすめられます。

また、若い人の場合でも、呼吸がかなり苦しかったり、
咳がひどいという場合には、即入院!という対応を取られることが少なくありません。

体調がおかしいと思って病院に行ったら重度の肺炎で、
そのまま数か月も入院することになったという人もいるそうです。

入院となると、お金はかかるし、仕事も長期間休まなければなりません。
できれば、そうなる前に予防するのが一番ですね。

肺炎を予防するために

若い人が肺炎になる原因として一番多いのが、風邪をこじらせること。
ですから、肺炎予防として一番大切なのは、風邪を軽度のうちにしっかり治すことです。

まず、風邪の症状がピークのうちは、絶対安静を心がけ、無理をしないこと。

そして、治りかけてきても油断はせず、
外出時はマスクを着用し、帰宅後はうがいと手洗いを徹底します。
うがい手洗いに加えて消毒をして、ウイルス除菌を徹底しましょう。

また、栄養をしっかり摂ることも大切です。
風邪症状がピークのうちは、
あまり重たいものは食べられないかもしれませんが、
食欲が戻ったら、野菜、お肉やお魚などをバランス良く食べて、
身体の回復に必要な栄養素が不足しないようにしましょう。

これらを守れば、風邪を引いている最中、
そして病み上がりの状態でも菌やウイルスへの抵抗力が培われるので、
こじらせることなく完治させることができます。

風邪に効くツボというものもあるようですね。
栄養補給や休養と併せて、試してみて下さい。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
肺炎がどんな病気かのご説明と、入院する基準などについて、ご説明しました。

肺炎で入院するケースは、症状が重いために有無を言わさず緊急入院、
という場合もありますが、「入院してもいいけれど、本人の希望次第」ということもあるようです。

もちろん、入院なんてしたくないという人がほとんどでしょうが、
一人暮らしのために家に帰されても
身の回りのことができないという人や、
自宅でのケアでは不安だという人は、入院した方が安心できるでしょう。

まずは、自分の身体がより早く回復しそうな手段を選ぶことが先決です。

しかし、そもそも、肺炎になってしまうと、
風邪とは比較にならない苦しみが襲ってきます。
肺炎になんてならない方が身のためですから、
風邪を引いた時にはしっかり養生するようにしましょうね。