お腹をギュルギュル言わせながら襲って来る下痢

そんな下痢の原因には、食あたりや冷え、
ストレスや暴飲暴食など、様々なものがあります。
中には、抗生物質などの薬の副作用で起こることも。

今回は、ちょっと汚い話ですが、下痢の原因についてまとめてみました。

下痢とはどんな便のこと?

Woman sleeping with hot water bottle

大まかな下痢の定義は、水分の含有量が80~90%以上、
そして水中で形を保っていられない便を指します。

この下痢の原因はたくさんあり、同じように見えても、
腸の動きや含まれる水分がどこから来ているかなどが、全く異なるのです。

その、下痢の病型について、次項でご説明します。

下痢の病型

下痢には症状ごとにいくつかの病型があります。

浸透圧性下痢
消化物の浸透圧が高く、水分を保つ力が強すぎて、
大腸が吸収できずにそのまま出してしまうことで起こる下痢です。
牛乳を飲んで下痢をするのが、このタイプです。
分泌性下痢
腸管からの分泌液が多くなってしまい、消化物と混じり合って
たくさん水分を含んだ状態になって排出される下痢です。
毒素が体内に入ると、防衛反応として起こります。
滲出性下痢
腸内に炎症が起こり、
腸管から血液や血漿などがにじみ出て下痢になっている状態です。
血便になって出ることもあります。
腸管運動異常による下痢
腸の蠕動運動が活発になり過ぎて、
水分を大腸が吸収する間もなく排出されてしまう下痢です。
ストレスや冷えによって起こります。

上記の4種類が病型の下痢の種類です。

抗生物質のせいで下痢になる理由は

抗生物質を飲むと必ず下痢をする……という人はいませんか?
https://twitter.com/aureo74/status/780535131488423937?lang=ja


これは、身体に悪い細菌を退治するために飲んだ抗生物質が、
身体に必要な腸内細菌までついでに殺してしまうことで起きる現象です。

腸内によって必要な、
いわゆる善玉菌が抗生物質によって減少してしまうと、
腸内細菌のバランスが崩れ、悪玉菌の方が優勢になりやすくなります。

その結果、悪玉菌によって出された毒素
腸の内壁を刺激して、下痢をしてしまうのだそうです。

下痢の症状については、こちらの記事でも詳しく説明しています。

感染性の下痢症の特徴

ストレスによる下痢のほかに、
やはり多いのが感染性の下痢症

感染性の下痢を引き起こす病原体はたくさんありますが、
その中でも特に多いものとその症状をまとめました。

ロタウイルス
39℃以上の発熱、嘔吐を伴い水状の白っぽい下痢が出る。
子供や乳幼児にかかりやすい。
ノロウイルス
二枚貝、または感染者からの二次感染によってうつる。
37℃~38℃発熱と激しい嘔吐、腹痛を伴う。
感染力が強く子供、成人両方にかかりやすい。
サルモネラ菌
生肉や生卵から感染し、
吐き気や痙攣性の腹痛が最初に出て、
その後に37~38℃程度の発熱が起こり、
その数時間後、緑がかった水様便が何度も出る。
カンピロバクター
生肉からの感染が多い。
発熱、嘔吐、腹痛、悪心、頭痛などを伴い、
血便が出ることもある。
排便回数が特に多い食中毒。

どれも聞いたことのあるウイルスですね。
身近なものからの感染なので、普段から予防を心がけておきましょう!

こんな下痢は、病気を疑おう!

普段から下痢をしやすい人は、
一度下痢したくらいでは、病院には行きませんよね。
でも、出たものの様子によっては、大きな病気が疑われることもあります。

まず、色が普段の便の色と明らかに違う場合。
血が混じったような赤、タールのような黒い便は、
消化器のどこかで出血している可能性があります。

また、緑の便は溶血性貧血食中毒
白っぽい便は消化不良や食中毒が疑われます。

そして、下痢だけではなく、
発熱、激しい嘔吐や腹痛を伴う場合は、
食中毒やその他の消化器疾患かもしれませんので、
放っておかずに病院に行くことをおすすめします。

ところで、病気が原因でない下痢でも、
急激な腹痛や苦しさを伴うことがあります。
あまりの苦しさに「これは重大な病気に違いない」
と思う人も少なくないようですが、
下痢を出し切れば楽になる場合は、あまり心配ありません。

下痢に苦しまないようにするために

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最後に、下痢は苦しいから何としても避けたい!
という人のために、
原因別に予防法をお教えします。

まず、細菌やウイルスによる下痢は、
感染すれば下痢は避けられないので、
食品の衛生管理、手洗いや消毒などを徹底して、
病原体を体内に入れないことが大切です。

抗生物質による下痢は、
腸内細菌のバランスが崩れて起こるものなので、
整腸剤を飲んだり、乳酸菌を多く含む食品を食べましょう。

参照:http://item.rakuten.co.jp/
病院によっては、抗生物質と一緒に
市販でも買えるようなビオフェルミンを出してくれることもあります。
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そして、ストレス性の下痢については、
やはりストレスを溜めないこと、緊張しそうな場面を避けること。

それが難しければ、なるべく規則正しい生活を送って、
自律神経の乱れを予防すると良いでしょう。

自分がどんなタイプの下痢を起こしやすいか見極めて、
その原因を排除するのが、一番の下痢予防です。