毎日の疲れや倦怠感が取れない人はエンテロウイルスに感染している可能性アリ!?
エンテロウイルスと慢性疲労症候群の関係性やエンテロウイルスが人体に及ぼす影響について徹底的に解説します!

エンテロウイルスは感染しても症状が出ない人もいるので
軽い疲労感ややる気が出ないといった症状が続く場合は病院を受診する事をオススメします

エンテロウイルスとは

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私たちが住む現代の日本ではさまざまなウィルスに感染するリスクが潜んでいますが、
中でも最近になって話題を集めているのがエンテロウイルスと呼ばれるウイルスです。

エンテロウイルスはポリオウイルスコクサッキーウイルスB群、コクサッキーウイルスA群
エコーウイルスなどで構成されるウイルス群の総称です。
ここで解説するのは急性灰白髄炎または小児麻痺を引き起こす
ポリオウイルス以外のエンテロウイルスについてです。

エンテロウイルスは風邪の主要因となるライノウイルスと並ぶほどポピュラーなウイルスで、
私たちが生活を送る中でどこにでも存在しています。
エンテロウイルスはアメリカ合衆国では年間で1500万件ほどの感染症を引き起こしているというデータがあり、
その中で約3万~5万人ほどが入院したという報告もあります。

エンテロウイルスに感染した場合、何の症状も現れないという人が大半を占めています。
もし症状が出たとしても夏風邪のような症状、
もしくは発熱筋肉痛を伴うインフルエンザに似た症状が現れるのみで重症化することはほとんど無いと言えます。

エンテロウイルスは誰でも感染するリスクがありますが、
もし感染した場合はその人の唾液や痰、鼻の粘液中でウイルスが活動を行います。

そのため、これらの分泌物に触れたり飛沫を浴びることによって容易に感染してしまいます。
また、エンテロウイルスは便の中にも存在するので
トイレ後の手洗いが不十分であったりすると感染のリスクが高まります。

エンテロウイルスと慢性疲労症候群の関係

私たち人間の身体にとっては特に大きな脅威となる事は少ないエンテロウイルスですが、
最近ではエンテロウイルスが慢性疲労症候群と呼ばれる症状を引き起こす可能性について研究が進んでいます。

アメリカのカリフォルニア州で開業医として働くジョン博士の研究によって、
1997年に初めて「エンテロウイルスと慢性疲労症候群との関連性」について示されたのです。

その後、調査が進むにつれてアメリカ合衆国では推定で100万人以上が
原因不明の疲労感や睡眠障害、集中力の低下ややる気の低下などの症状に悩まされている事実が判明します。

これらの症状は特に40代~60代の中高年女性に多く見られ、その数は年々増加傾向にあります。

これまでは原因不明の疲労感ややる気の低下、
集中力の低下や睡眠障害に対する有効な治療法が見出されていませんでしたが、
エンテロウイルスとの関連性が示されたことによって有効な治療法が確立されつつあります。

エンテロウイルスと慢性疲労症候群との関連性については既に多くの研究者が調査を進めているため、
今後はエンテロウイルスへの対処によって慢性疲労症候群を効果的に治療できる時代が訪れることが予想されます。

エンテロウイルスへの感染を予防する方法

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慢性疲労症候群との関連性が疑われているエンテロウイルスですが、
ポリオの原因となるポリオウイルスに対するワクチン以外には
特に有効なワクチンは開発されていないのが現状です。

そのため、エンテロウイルスに感染した場合は基本的に対症療法のみの治療となります。
ちなみにエンテロウイルスは日本でも毎年流行している手足口病の原因となるため、
流行する時期が訪れたら何よりも予防を重視する必要があります。

エンテロウイルスへの感染を予防するためには
何よりも手洗いやうがいを細かく行うことが重要となります。

また、身の回りにある物品にもエンテロウイルスが付着している可能性が高いので、
これらの物品に対しても「塩素系の消毒剤」を使って細かく消毒を行うことが
エンテロウイルスへの感染を防ぐ効果的な方法となります。

また、もしも消毒剤の入手が困難な場合は摂氏100度のお湯で物品を一分間以上、
加熱することによってエンテロウイルスを効果的に殺菌することが可能です。