致死率90%とも言われるエボラ出血熱が猛威を振るっているということで
多くの人々に恐怖を与えています。

しかし、喉の痛みや人間の体を炸裂させ放血するという
恐ろしい症状を持つ一方実はその感染力は弱く、
他の感染症と同じ方法で予防することができるのです。
これを読んで、危険なエボラ出血熱の感染を防ぎましょう。

エボラ出血熱って何?

2016-06-17b

エボラ出血熱は、フィロウイルス科のエボラウイルスによる
ウイルス性の感染症で急性熱性疾患になります。

また、ラッサ熱やマールブルグ熱、
リミア・コンゴ出血熱と合わせて四大出血熱とも呼ばれています。

このエボラウイルスは、今まで発見したウイルスの中でも
特に危険なウイルスの1つであるとも言われていて、
感染した場合の致死率が50〜90%とされており
現在までに1万1315人の死亡が確認されています。

1970年代以降で、特にコンゴ民主共和国やスーダン、ウガンダなどの
アフリカ中央部で流行していたのですが、感染範囲が拡大したことで
現在では、西アフリカやスペインやアメリカ、イタリア、イギリスといった
アフリカ大陸以外の地域でも大流行しているそうです。

感染経路は、野生の動物から人へと感染し、
尿や汗、血液、母乳などの体液に接触することで、人から人へと感染していきます。

こちらの映像を見るとわかりやすいと思います。

どんな症状が出るの?

初期症状が現れるのは、
エボラウイルスに感染後、7〜10日間の潜伏期間を経てからになります。

その症状には、頭痛や発熱、倦怠感、筋肉痛、喉の痛みなどがあり、
他にも嘔吐や下痢、胸の痛み、吐血などの出血といった症状もあります。

これらの症状から見てもわかるように、
初期症状だけでは一般的な風邪やマラリア、腸チフス、コレラなどといった
他の感染症と区別がつきにくいというのが厄介な点です。

そこで、エボラ出血熱を見分ける症状の1つが「のどの痛み」になります。

喉の痛みや急な高熱、嘔吐、下痢といった症状に加えて、
歯肉や鼻などから出血がある場合には、エボラ出血熱の可能性が非常に高いです。

また、このエボラウイルスは不思議なことに
私たち人間の眼球を好む傾向があり、
感染の兆候が真っ先に現れるのが目だとも言われています。

人体を炸裂させて放血するってホント?

エボラ出血熱の特徴的な症状に「炸裂」と「放血」というものがあります。

症状が進行した約7割の感染者に吐血や歯肉、
鼻腔、皮膚、消化管から出血の症状が出現しますが、
その症状が末期に達すると、エボラウイルスは人の体を炸裂させて
周囲にウイルスをばら撒こうとするのです。

そして、炸裂によって放血した感染者の部屋は、
壁も床も天井までもウイルスの含まれた血液が飛び散っているため、閉鎖しなければならなくなります。

そのため、WHOによってエボラウイルスを取り扱える施設はセーフティーレベルが
4以上と定められており、またこの動画で紹介されているように、
感染者は厳重に隔離されなければいけないのです。

このように、炸裂し放血する患者は極めて少ないとも言われていますが
映画の中で出てくるような、
こんな残酷な症状が現実に存在するというのは戦慄が走りますよね。

エボラは本当に天然のウイルスなの?細菌兵器の可能性について

炸裂や放血といった普通では考えられない症状を起こすエボラ出血熱は
本当に自然界が生み出したものなのか、疑問に思ってしまいますよね。

エボラ出血熱は1976年に発見されてから、
約40年間の間で1600人が死亡したとされていますが、
近年ではその死亡数が急激に増えていて、わずか1年の間でその死亡数を遥かに上回っているのです。

このことから一部の評論家の間では、
細菌テロや細菌兵器として人為的に培養されたウイルスではないかとの声も出ているそうです。

また、その細菌兵器の目的について様々な意見があります。


これが本当で金儲けのために作ったと考えると、
非常に残忍極まりない行為だとしか言えませんね。

他にも、増えすぎた人口を減らすためだという意見もありました。


いずれにしても、人の命を軽視している点に憤りを感じてしまいます。

治療方法と予防方法について

現在、エボラウイルスを治療するためのワクチンや薬はなく、
一つ一つの症状に対する治療をしながら、
感染者自身の免疫で回復するしかありません。

ですので、感染する前に徹底して予防することが重要です。

しかし、これほど大流行しているエボラウイルスですが、
ウイルス自体は乾燥に弱いなど、それほど強いものではないので、
正しい感染対策を行えば感染を予防することができるのです。

まず一番の対策は、エボラ出血熱が流行していると言われている地域や感染者には近づかないこと。

他の感染症と同じように、人ごみを避け、
マスクやメガネを装着し手洗いうがい、
身の回りのものを徹底してアルコール消毒などでウイルスを除去しましょう。

また、温かい時期になると蚊が媒介する可能性もあるので、
虫よけや肌の露出を控えるなどの対策も大切になります。


もし万が一、エボラ出血熱に感染しているかもしれないと分かった場合には
地域の医療機関ではなく、保健所に連絡をしてその指示に従うようにしましょう。

まとめ

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今回は、エボラ出血熱について喉の痛みや炸裂、放血といった
聞き慣れない症状についてを踏まえて詳しく説明してきました。

炸裂して放血するという特徴的かつ衝撃的な症状を持つエボラ出血熱は
その致死率の高さと治療方法がないという恐ろしい感染症であり
これは、細菌兵器として人工的に作られた可能性があるということで
世間を騒がせているということがわかりましたね。

ですが、実際には私自身を含め、
エボラ出血熱についてあまり知らないという
人の方が多いのではないでしょうか。


そして、調べていくうちに、
なぜこんな危険なものがあまり知られていないのか
ワクチンなどの薬の開発が遅れているのか、とても疑問に思いました。

また、中国にまで感染が広がっているということで、
近いうちに日本への上陸もあり得るということなので、
これを読んだことをきっかけに旅行先での感染対策だけでなく、
日常的にウイルスへの対策を習慣づけるよう心掛けましょう。