普通、脱水症状になると喉の渇きや体のだるさ、そして意識の混濁などが発生します。
脱水症状と言うと、すぐに熱中症を思い浮かべますが、
そんな外的要因による脱水以外に、かくれ脱水という物があります。

かくれ脱水は体内で静かに進行している事が多く、気付きにくいという特徴があります。
背中が痛むというのは、脱水症状としてはあまり考えられない状態ですが、
脱水症状で血液の状態が悪化する事によって腎不全を起こして、

その結果として背中の痛みを感じるという事は有り得ます。

怖い脱水症状、かくれ脱水とは

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脱水症の原因として有名なのは熱中症です。
暑さで汗を大量にかいて、その分を補填するのが間に合わない場合に脱水症状に移行します。

また、高熱下痢などで一気に大量に水分を失って
それを補填出来なかった場合も脱水症状に陥ります。

それ以外にも、ダイエットや食事制限などでタンパク質の摂取が足りずに
保水能力が落ちている場合にも脱水症状に陥りやすいようです。

急激に脱水症状が発生すると意識障害を起こして倒れてしまう事があります。
この時、適切な対応をしないと最悪死亡してしまいます。

かくれ脱水は、数日を掛けて脱水症状が進行するので、
少しずつ言動が怪しくなったり、やたら眠くなったり、体がだるい、
筋肉痛が起きるなどの様々な症状が発生し出します。
これらの症状は血中の水分が減って濃度が高くなり、
血管の中を上手く流れなくなる事で発生するとされています。

手足の先が冷たくなる、なんだかだるいと感じたら
スポーツドリンクなどを摂取して水分と電解質を補給しましょう。

背中の痛みと腎臓

腎臓は背中に近い所に2つあります。
その為、腎臓に異常が発生すると背中が痛くなる事があります。
腎臓の役割は体内の老廃物を排出したり水分を調整する事で、
血液や体液を正常に保ったりする事です。

水分が極端に不足すると、この機能が正常に働かなくなります。
その為、腎不全を起こしてしまう場合があるのです。

もちろん、背中が痛んだらそれが全て腎臓が悪くなっているサインという事はありません。

筋肉痛の場合もありますし、他の臓器に問題がある場合もあるでしょう。
また、筋肉痛肋間神経痛のような物の影響で背中まで痛くなる事は間々あります。

他には背骨などに異常が発生しても背中が痛くなる事があります。
これらの事を考えても分かるように実は背中の痛みが重病に繋がっている場合は案外多いのです。

背中の痛みが長く続くようなら体の異常を知らせるサインの可能性があります。
一度病院で診てもらいましょう。

熱中症と水分補給

最近は冬にも増えていると言われている熱中症ですが、
脱水症状として一番一般的なものがやはりこの熱中症です。

熱中症は炎天下で行動した結果発症すると考える人が多いのですが、
意外と屋内で発症する場合が増えています。

現代の建物は、昔の木造建築と違い、屋内は外界と温度的に遮断されていますが、
冷房などを使っている場合にはこれによって熱が篭もらず体温の上昇を抑える事が出来ます。
冷房を使わず部屋にこもっている場合、熱が篭ってしまっていつの間にか熱中症になっている事があります。

特にお年寄りは自分の乾きに気付きにくくなってしまっている上に
我慢強い人が多いせいで、自分の脱水症状に気付かずに倒れてしまう事もあります。
自覚症状が無い場合でも、毎日の水分補給の状態を必ずチェックするようにしましょう。
人は1日大体2.5L前後の水分が必要だと言われています。

その中に利尿作用のあるコーヒーや紅茶、お茶などは含めません。
自分がきちんと水分を摂っているか確認するようにしましょう。

手作りの経口補水液

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脱水症状に備え、このような経口補水液を常備しておくことがオススメですが、
手元にないという場合に
すぐに作れる脱水症状対策の経口補水液の作り方を紹介させていただきます。

とても簡単なので、朝作って冷蔵庫に保管しておいても良いでしょう。
しかし水も腐るので、あまり長期間保管はしないようにしましょう。
出来ればその日の内に飲んでしまった方が良いと思います。

まず、1Lの水に小さじ半分の塩砂糖を40g用意します。
これらを混ぜて完全に溶かしてしまいます。
完全に溶けたら出来上がりです。

とても簡単ですね。
飲みにくい場合はなにか香り付けしても良いかもしれません。
これを1日2Lぐらい飲む習慣を付けておくと気付かずに脱水症状に陥らずに済みます。

ですが、体がだるくて手作りする気力がない場合もあるので
市販品を一本か二本くらいは非常用に常備しておくといいですよ。

しかも、水分補給は肌を美しく保つコツでもあります。
健康と美容を同時に維持出来るというのは素晴らしい事ではないでしょうか。