腸内環境が悪いと便秘や下痢を引き起こし、
美容にも悪影響が出ることはよく知られていますよね。

それ以外にも、腸内環境の悪化によって、
コレステロール値、特に悪玉と言われる「LDL値」にも影響があるのだそうです。

今回は、腸内環境から考えるLDL値の下げ方や、
それに関わる食べ物についてご説明します。

腸内環境とコレステロール値の関係

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コレステロールには善玉(HDLコレステロール)
悪玉(LDLコレステロール)がありますが、
LDLコレステロール値が上がると動脈硬化を引き起こし、
脳卒中心筋梗塞など、命に関わる病気のリスクを大幅に上げてしまいます。

つまり、LDL値が高いと、
死に直結するリスクを常に抱えていることになるため、
健康診断などでは必須の検査項目となっていますし、
LDL値を下げるための健康法などがたくさん研究されています。

その研究の中から、腸内細菌の一つ、
乳酸菌にはLDLコレステロールを下げる働きがあることがわかりました。

乳酸菌はコレステロール以外にも、
人体に良い働きをもたらす善玉菌ということはご存知ですよね。

腸内の環境は、
善玉菌と悪玉菌のバランスによって左右されますが、
善玉菌が多い環境、
つまり、乳酸菌が多い環境ではLDL値は上がりにくくなり、
その逆ではLDL値が上がりやすくなると言えるでしょう。

LDLコレステロール値を下げるための方法はたくさんありますが、
腸内環境を良くする」ということも選択肢に入れるべきですね。

小麦は腸内環境に悪い?

パン、うどん、パスタやお菓子など、
小麦粉を使った食品はたくさんありますが、
この小麦が、腸内環境を悪化させる恐れがあるという噂がありますよね。

これは嘘ではなく、ちゃんと理由があります。
その核となるのは、「小麦粉は便秘になりやすい」ということ。

まず、小麦粉は小麦の皮を剥いた胚乳部分を粉にしたものです。
これには食物繊維がほとんど含まれていないため、
食べ過ぎると繊維不足から来る便秘を招きます。

また、小麦に含まれるグルテンは、
食べると小腸内で消化されますが、
その際に「グルテンオピオイドペプチド」という物質になり、腸の働きを鈍らせます。

そのせいで、腸の蠕動運動が抑制され、
便秘になるのだそうです。

便秘になると、腸内にいつまでも便が滞留することになり、
悪玉菌が増加して善玉菌を駆逐してしまいます。
そのせいで、結果的にコレステロール値も上がりやすくなると考えられます。

腸内環境については、こちらの記事もご参考に♪

腸内環境に良い食品は?

腸内環境を良くする食べ物は、
野菜や発酵食品だけではありません。
動物性の食品の中では、が良いとされています。

魚自体が腸内細菌に直接アプローチするわけではないのですが、
魚に含まれる脂肪酸が腸の滑りを良くし、
便秘をしにくくさせることが理由です。

その脂肪酸は、DHA、EPAなどのオメガ3系のもの。
マグロやブリ、イワシやサンマなどの青背の魚に多く含まれています。

これらの脂肪酸は、血管内でも
コレステロールや中性脂肪を下げる働きがあることは、
よく知られていますよね。

ですが、お魚から1日に必要なオメガ3などの栄養分を
摂取するのは難しいです。


エゴマ油だと
1日スプーン一杯だけで必要な摂取量を
クリアすることができますよ(*^^*)
つい最近もテレビで取り上げられるなど
とっても話題の油です。

ここで、美味しそうなイワシのお料理動画を載せておきます。
イワシは安くて栄養満点ですから、
身体のためにもどんどん食べておきたい魚です。

イワシだけではなく、サバやサンマでも美味しく作れそうですね。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。

LDLコレステロールを下げるための方法は、
運動することや食事制限が有名ですが、
腸内環境の改善から心がけることも大切だということがわかりましたね。

ここで出てきた情報をまとめると、
腸内環境を良くして、なおかつLDL値を下げるためには、
小麦粉製品を避けてご飯(できれば玄米)を主食にし、
主菜は魚料理、そして野菜をたっぷり取り入れた献立にすることが重要ということになります。

と、いうことは、昔ながらの和食の献立が、
LDL値を下げる食事ということになりますよね。

今の日本では、
色々な国の料理が簡単に食べられるようになったため、
和食離れが進んでいます。

それは、コレステロールが
深刻視されるようになった時期と重なるところがあります。

そんな今こそ、昔から愛されてきた
和食に立ち返るのが良いのではないでしょうか。