蓄膿症は苦しい病気です。
副鼻腔に膿が溜まり、炎症を起こして更に周辺を圧迫します。
その症状も様々で、鼻だけでなく頭も痛くなったり、
喉が炎症を起こしたり、目や歯が痛くなる事すらあります。

しかし、蓄膿症で節々の痛みが発生する事はありません。
もし蓄膿症の症状が酷くなって、同時に関節炎が起こったとしたら
それは風邪かインフルエンザによる物である可能性が高いのです。

なぜなら風邪やインフルエンザによって
急性副鼻腔炎になってしまう事は良く発生する事だからなのです。

急性副鼻腔炎とは

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細菌ウイルスが副鼻腔に入り込み、炎症を起こした場合を急性副鼻腔炎と言います。
つまり順番としては風邪かインフルエンザに罹り
その時の鼻水などから副鼻腔に細菌やウイルスが入り込んで
炎症を起こして急性副鼻腔炎になってしまうのです。

この時、風邪やインフルエンザが治りきっていない場合
蓄膿症独特の症状と同時に風邪やインフルエンザの症状が出て
関節炎が起きるという事は十分有り得ます。

ただでさえ風邪やインフルエンザで身体が辛い時に
蓄膿症の症状が起きてしまうのですからとても辛い状態になります。

この場合、先に風邪やインフルエンザを治して
それから急性副鼻腔炎の治療をした方が良いでしょう。

菌やウイルスが残っていると急性副鼻腔炎を治療しても、
また同じように再発してしまう可能性があります。

頭痛などはどちらの症状か掴み辛いかもしれませんが、
関節炎などは風邪やインフルエンザ独特の症状なので
この症状が残っているならまだ風邪やインフルエンザが治っていないと思っていいと思います。

急性副鼻腔炎は実は蓄膿症ではありません

一般的に蓄膿症と呼ばれるのは慢性副鼻腔炎の方で、
急性副鼻腔炎は蓄膿症ではありません。

とは言え、急性副鼻腔炎が慢性化した物を慢性副鼻腔炎と呼ぶので症状はほとんど同じです。
一般の患者からすればどちらも同じ蓄膿症と言ってしまっても良いでしょう。

急性副鼻腔炎は、最初は鼻水が粘り気のある物になるぐらいなので
風邪やインフルエンザの症状に紛れて気付かれなかったりしますが、
鼻の奥に嫌な匂いを感じたり、いわゆるあおっぱなと呼ばれる
黄緑っぽい鼻水が出たりするのでこれらの症状が出て、
いつまでも風邪が治らずに鼻水が出るなと思ったら
一度、急性副鼻腔炎を疑った方が良いでしょう。

急性副鼻腔炎は早めに治療する事によって完治させやすくなります。
急性副鼻腔炎は劇症化すると目や耳、歯や、気管、時には脳にまで影響を及ぼす事があります。
軽く考えずに早めの治療が大切です。

もし、軽度であれば鼻うがいをして様子をみてみましょう。

このような専用のポットに250ccの水に対して、塩2g強を入れる。
それを片方ずつ鼻の穴に流し込むのです。
鼻のなかのウイルスやホコリを流してくれます。

それでも症状が改善されなければ、すぐに病院へ行きましょう。

アレルギーによって蓄膿症化する?

急性副鼻腔炎が慢性化する事で蓄膿症になってしまうのですが、
実はこの慢性化する過程でアレルギーが慢性化の後押しをする事があります。

普通は急性副鼻腔炎は
風邪やインフルエンザが治ると自然に治ったり、
抗生物質によって短期治療が出来たりするのですが、

アレルギーによる炎症が起きてしまうと、
それに引っ張られて炎症が常態化してしまいそのまま慢性化するという事が起こります。

特に花粉症などの鼻炎を発生させるアレルギーは
蓄膿症を悪化させる原因となりやすいのでやっかいと言って良いでしょう。

副鼻腔は鼻の周囲に蝶の羽のように広がる空洞なのですが、
ここが炎症を起こして慢性化すると膿が溜まってしまい
その膿が神経や筋肉などを圧迫するようになります。

これらの神経や筋肉は耳や目口や脳にも繋がっているので
これらの部位に酷い痛みが発生する場合があるのです。

節々の痛みが別の病気である場合もあります

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節々の痛みと言うと、まず疑うのがリウマチです。
リウマチは大体左右対称に現れると言われていますが
必ずしもそうではなく片方の関節から始まるという事も良く有ります。

また、リウマチの症状は小さな関節から発症すると
言われていて手なら指の関節から足なら足首からなどのように
発生しやすいのですがこれも必ずしもそうとは限りません。

実際、個人個人の違いが大きいので、
必ずこうと言い難いのがリウマチの症状なのです。

大体において、節々の痛みが発生し身体がだるい、関節にむくみが出る
などといった症状が発生します。

リウマチは初期症状で気付く事は少ないと言われていて、
悪化してから病院に行って治療してもらうというパターンが多い病気です。

リウマチはまだ治療による完治は難しい病気ですが、
症状を和らげる治療は発達して来ているのでリウマチでは?と思っても
病院で先生に相談しながら治療すればちゃんと日常生活を送れるでしょう。