風邪を引いてからなかなか鼻づまりや鼻水が止まらない。
夜、寝ている時に鼻が詰まって目を覚ましてしまう事がある。
ドロッとした黄色い鼻水ばかり出る。

これって何だろう?
素人感覚では風邪やアレルギー性鼻炎なのか、
それとも蓄膿症なのかも見分けはすぐにつきにくいものです。

でも、これが蓄膿症となると放っておいてもなかなか治りにくいもの。
ましてやタバコやお酒を飲む人はそれが元で悪化する事も?
そんな疑問にお答えする為にまずは蓄膿症について理解していきましょう。

蓄膿症の症状とは?

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そもそも蓄膿症は鼻風邪などから急性副鼻腔炎を起こして、
それが慢性的に続いた状態という事です。

原因は細菌やウイルス感染によって副鼻腔の粘膜に炎症を起こしてしまい、
本来ならば細菌などは鼻水と一緒に外に出すのですが、
その力が弱まってしまい膿が副鼻腔の中に溜まってしまった状態の事です。

風邪や花粉症などのアレルギー性鼻炎との見分け方が難しいですが、
大きな違いとしては副鼻腔炎の場合には
クシャミを起こしやすいということはありませんので、
クシャミをする場合には風邪やアレルギー性鼻炎を疑ってみましょう。

自分自身でのセルフチェックとしては長い鼻水、鼻づまりの他に頭痛をよく起こす、
口や鼻から嫌な臭いがする、集中力がなくなるなどの症状がある場合には必ず蓄膿症を疑いましょう。

蓄膿症と喫煙の関係

そもそも蓄膿症はウイルスや細菌が感染した事による炎症症状なので
粘膜が腫れて血流が悪くなっている状態です。

そこに自分で喫煙したり、
喫煙者がいるところで受動喫煙してしまうとどうなるでしょう?

鼻から吸われる煙の中にはニコチンなどが含まれており、
ニコチンは血管を収縮させる効果があるので余計に鼻づまりを起こしてしまうのです。

というわけで自分自身でタバコを喫煙される方は
蓄膿症の症状改善の為にも喫煙を控えるのが一番です。

ただ、気を付けないといけないのは受動喫煙です。
自分自身が吸いたくなくても家族が喫煙者であったり、
パチンコ店など喫煙者ばかりがいる環境での受動喫煙の方が喉や鼻を痛めやすいのです。

ニコチンやタールはウイルスや細菌ではありませんが、
煙によって粘膜を痛めて炎症の起こっている部分に悪影響を与えたり、
ウイルスなどによる免疫機能の低下を引き起こす原因にもなりますので、
受動喫煙をされている方はマスクなどでなるべく吸い込まないように注意しましょう。

蓄膿症で飲酒は大丈夫?

タバコの煙は血管を収縮させて鼻づまりや
蓄膿症の悪化に繋がる事はわかりましたが、飲酒はどうなのでしょうか?

お酒はタバコと違い血流を良くするので
蓄膿症の症状改善には良いのでは?と考える人もいるでしょう?

確かにお酒を飲むと一時的に血流は良くなりますが、
それはアルコール作用によるもので常に身体に良い血流状態を作るわけではありません。

確かに鼻づまりの時に飲酒をすると身体の血流が良くなり
鼻水が出て鼻通りが良くなる事も知られていますが、それは急激に血流が良くなっての事です。

それに炎症が起きている状態で血流が良くなり過ぎるとどうなるでしょう?
腫れなどがある部分はさらに炎症が悪化して、
結局は最初よりも酷い鼻づまりになるというわけです。

蓄膿症への対処法は?

蓄膿症かな?と感じ始めた時はどのような対処法が効果的なのでしょうか?
もちろん、症状が酷い時は病院を受診して適切な対処をして頂くのが一番ですが、
自宅で出来る対処法も沢山あります。

その一つはタバコからも分かるように
外から吸い込む空気で鼻の粘膜を傷つけないように気を付ける事です。

花粉やPM2.5など空気の状態が悪い時はなるべく吸い込まないようにマスクを心がけましょう。
もちろん部屋の中のハウスダストなども良くありませんので
部屋を片付けて綺麗に掃除をし、ホコリなどを吸い込まないようにするのも大切な事です。

もう一つ気を付けないといけないのは体内の状態です。
蓄膿症は体内の免疫力が低下している時になりやすい病気です。

ですから、常に免疫力を高める為にバランスの取れた栄養を摂る事や
体調を整えておくために適度な睡眠を取るという事が何よりの予防となるのです。
この事を心がけてなるべく蓄膿症にならないように規則正しい生活習慣を身に付けていきましょう。