小さい子供にびっしりと浮かび上がる痒い汗疹は見ているだけで可哀想です。
どうにかしてあげたいけど汗疹には何が良いのでしょうか?

昔から民間療法で使われていて肌に良いと言われているのが木酢液精油です。
それでは木酢液と精油のどのような部分が効果があるのか調べてみましょう。

汗疹が出来る理由

2016-02-28b

汗疹が出来るのは汗が身体の外に出れずに詰まってしまい、
それが皮膚の下に溜まるからです。

小さい子供の場合は皮膚面積に対して汗腺や汗孔が多い為、
汗が詰まりやすいという事もありますが、
汗を大量にかいてそれが蒸発せずに皮膚の上に留まっていると
後から出る汗が出る事ができずに中で詰まってしまいます。

その出る事の出来なかった汗が皮膚の下に溜まって汗疹となるのです。
また、皮膚バリアの機能が劣化して肌荒れが起こっている場合でも
汗孔が上手く剥がれない皮膚の老廃物などで詰まってしまって汗疹となってしまう事もあるようです。

ただし、単に汗が皮膚の下に溜まった状態なら
それはブツブツにはなっても痒くはなりません。

汗疹が痒くなるのは汗疹の周りの皮膚が炎症を起こすからです。
汗疹には種類があって、赤くて痒い物は紅色汗疹と言います。

多くの場合、人が汗疹と呼ぶのはこの紅色汗疹の事でしょう。
紅色汗疹の場合なんらかの要因で溜まった汗の周囲が炎症を起こすのですが、
これによって小さい子供などはつい掻きむしってしまいます。

そうするとそこに細菌が入り、
トビヒなどの更に悪い状態に移行してしまう事になります。

木酢液の効能

木酢液と言うのは炭焼きなどの際にその煙から抽出される液体の事で、
昔から土壌改良消臭などに効果があるという事で農業などに利用されて来ました。

最近では作物の病気を治す効能がある事や、
害虫駆除に効果がある事が分かって来て更に広く利用されるようになったようです。

また、昔から民間療法で水虫に効果があるとされて
利用されて来たという歴史がありますが、
最近ではアトピーや皮膚炎に効果があると言われるようになっています。
木酢液には抗菌、抗炎症作用と、皮膚を柔らかくする作用があるとされているのです。


実際に利用して汗疹に効果があるとする方も多いようですね。
ただし、注意すべき点もあります。
木酢液は出来た状態のままだとタールや油分が多く含まれていて、
身体に害があるのです。

このタールや油の含有量は元々の素材によってかなり違うと言われていて、
更に濾過や蒸留を繰り返す事によってその余分な物質を可能な限り取り除いています。

その為、農業用と薬用と用途を分けて販売されています。
くれぐれも購入は薬用の物を信用のあるメーカー、ショップ経由で行いましょう。

精油の効能

精油は元々抗菌作用の強い物が多くあります。
そもそも植物は動けない自分の身を守るために抗菌物質を体内で生成し、
それを放出する事によって害虫や細菌をしりぞけています。

先に挙げた木酢液もそういった成分を含んでいると考えられます。
精油はそもそも薬として利用出来るハーブの効能を凝縮したものであり、
当然ながらほとんどのハーブは抗菌作用を有しています。

中には更に効果のある抗ウイルス、抗真菌作用のある物まであります。
そのような精油を使う事で汗疹の炎症を抑え、
トビヒになるのを予防する事が出来るという訳です。

とは言え、あまり効能が高い物はお値段もそれなりにしたりするので、
お手軽に利用出来る精油で効果が高い物が良いでしょう。

そのような時によく利用されているのがティートリーです。
また、ラベンダーやレモングラスなども抗菌力が高く、
ペパーミントなどで制汗作用を付加して汗疹の元から予防するのも良いですね。


皆さん色々工夫していますね。

汗疹予防は湿度対策から

汗疹は汗が皮膚上に長く溜まっている事が原因です。
その為、湿度の高さが汗疹のネックとなっています。

汗が自然に蒸発出来る湿度なら汗疹の不安はかなり解消されるのです。
また、どうしても屋外で湿度対策が取れない場合には
面倒がらずに小まめに汗を拭き取るのも大事です。

更に赤ちゃんや小さいお子さんには昔からあるベビーパウダーが効果的です。

実は大人でもちゃんと効果があるので、
汗疹が酷い方は使ってみるのも良いかもしれません。

また、速乾性の肌着などを着用する事で、
汗が発散されやすい環境を整えるのも大切ですね。

そして汗疹が痒くなるのは、その汗の成分にも問題があるかもしれません。
汗疹が酷い時には肉や油物や刺激物などを控えるようにしてみると
少しは違うかもしれませんよ。