陰部やvゾーンのあせもの原因はズバリ、蒸れ。
それを引き起こしているのは生理用品や通気性の悪い下着や衣服です。
だから、いつもVゾーンのあせもなどで悩んでいる人は
実は自分からそういった環境に身体をしてしまっているかも?
今回は、そんな悩みをお持ちの方にどうすれば、
陰部やVゾーンに良い環境にできるか?予防や対策方法は?などをご紹介していきます。
あせもができてしまった時のために、かゆみに効果的なツボや
市販薬の情報も取り上げていますので、ぜひ最後までお読みください。
女性が陰部やvゾーンにあせもができやすいのはなぜ?
女性がVゾーンや陰部にあせもができやすい理由は、そもそもその部位が風通しが悪く、
乾燥しにくい部位であるということ。
また、生理用品などを身につけるとさらに蒸れやすくなるためです。
あせもはそもそも、たくさん汗をかいた時に、その汗が乾かなくて、
そのまま皮膚に残ってしまうことが原因でできてしまいます。
皮膚の内部には汗を通す通り道(汗管)があり、皮膚の表面の出口(汗孔)から出て、
身体を冷やしてくれるのですが、大量に汗をかいた時、
そしてそれが出口からでても乾燥・蒸発せずに残ってしまう時に、汗管から漏れだしてしまうのです。
そのため、皮膚の表面に水膨れのようにでてきたり、炎症となり赤いブツブツができてしまいます。
その汗が溜まってしまう現象が起きやすいのは、
身体の中でも衣服で常に覆い隠されているところや、
女性の場合は特に生理用品などを身につける機会もあるので
さらに、あせもが陰部やVゾーンにできやすいことが多いのですね。
あぁ、デリケートゾーンが…
大事な部分に汗疹が…
痒いしヒリヒリしてて痛い…(T ^ T)
— クロサキ (@sho_kurosaki_) September 5, 2017
蒸れないようにするにはどうしたらいい?
蒸れを防ぐためには、極力通気性をよくすることを心がけましょう。
特に生理用品などを身につける必要がある場合などは
特に、通気性のあまりよくない下着は避けた方がよいでしょう。
また締め付けの強いジーンズやパンツもよくありません。
また生地もナイロンなどの下着は避けて、
コットンやシルクでできているショーツの方が通気性がよくなり、汗対策にもなるのでおすすめです。
またストッキングも蒸れの原因になるので、
ショートのストッキングやガーターベルトを使うことをおすすめ致します。
デリケートゾーンがにおう理由とは
三つ目は、デリケートゾーンが蒸れていること。
特に夏場は要注意です。
ナイロン素材の下着を身につけるとすぐに蒸れてしまうので、通気性・吸湿性共に優れた綿素材の下着がおすすめ。
これだけで、かなり蒸れを抑えることができます。— デリケートゾーンのケア情報 相互フォロー (@delicate5555) August 31, 2017
あせものかゆみを抑える方法は?
あせものかゆみが我慢できない!でも掻いたらますますひどくなるし…。
そんな辛い状態の時には、かかずにかゆみを抑える方法を試してみましょう。
まずは基本的に汗を身体から取り去ること。
お風呂やシャワーが最も効果的です。
衣服も汗の拭き取りやすいスタイルにするか、吸水性のあるものを身につけましょう。
また、かゆみが出る部分を冷やすとかゆみがおさまるそうです。
タオルに包んだ氷や保冷剤で冷やしてみましょう。
また、かゆみに効くツボもあります。
足の裏なのですが、足の薬指と小指の中間、
そのまま下に降りて足を3等分に分けたところにあります。
また、耳にもツボがあります。
耳の真ん中、耳たぶの上の方で、耳の内側の出っ張っている部分です。
デリケートゾーンのあせもに効果的な市販薬は?
ここでデリケートゾーンのあせもに安心して使える、効果的な市販薬をご紹介します。
ドラッグストアでも購入できるので、忙しくて病院に行けない方にもおすすめです。
また、皮膚トラブルによく用いられるステロイドですが、
デリケートゾーンに使用すると悪化させる可能性があるので、
ステロイドを使っているかいないかも重要になってきます。
ムヒアルファex
すぐれた抗炎症効果を持つので、皮膚のかゆみやあせもにしっかり効きますが、デリケートゾーンの粘膜部分への使用はできないので注意しましょう。
べたつきが少ないので暑い季節にもサラサラを保ってくれるので使いやすい商品です。
ステロイドを使っていますので、デリケートゾーンの使用は限定的にしましょう。
フェミニーナ軟膏
生理やナプキン、汗ムレにおりものなどによるデリケートゾーンのかゆみを抑えてくれます。リドカリンという成分が局所麻酔の効果を果たしてくれるのでかゆみを抑える即効性が高い商品です。
そのほかジフェンヒドラミンがかゆみの再発を、
イソプロピルメチルフェノールが雑菌の繁殖を防いでくれます。
非ステロイドなので、デリケートゾーンにも安心して使えます。
フェミニーナ軟膏、デリケートゾーンにはまだ未使用なので効果のほどはわからないけど、虫さされや下着かぶれ汗疹、よくわからんけど出た湿疹には「お前さん、ステロイドかい?」ってくらい効くからみんな試して。ステロイドは入ってないよ…でもよく効く…
— みさき (@misa0_0misa0_0) August 28, 2017
デリケアb
ムヒと同じく池田も反動から出されていますが、こちらは非ステロイドなので、デリケートゾーンにも安心して使えます。
フェミニーナ軟膏よりもかゆみに対する有効成分は少ないですが、
弱酸性のクリームで作られているので、肌への負担が少ない点もポイント高いです。
ユースキン
非ステロイドなのでデリケートゾーンへの使用も安心。また、肌への刺激も少ないので、敏感肌の方も安心です。
保湿性が高いので、肌が乾燥しがちでかゆみを起こしやすい方に向いています。
それぞれの商品がいろいろと特徴を持っていましたね。
ただしあくまでかゆみ止めなので、患部が炎症を起こしていたり
明らかに以上がある場合には、我慢せずに病院を行くことをおすすめします。
デリケートゾーンのあせもの予防法は?
デリケートゾーンのあせもはとにかく、蒸れを防ぐこと、通気性をよくすることが大変重要です。
先に下着などは通気性をよくするものをおすすめしましたが、
普段ナプキンを使用している人は、ちょっと見直してみることも大切です。
冬の間は快適に使えても、夏や汗ばむ季節になると少し肌に合わなくなってきているかも…。
そういう場合には、生理用品を見直してみることも大切です。
商品によっては汗ムレ機能を備えているものもあるので、トライしてはいかがでしょうか。
女性にとっては生理用は無くてはならないものですが、
デリケートゾーンのかゆみやあせもは、後々の黒ずみなどの原因にもなるので
そういった要素はできる限り取り除いてあげたいですね!
まとめ
- 女性のデリケートゾーンは蒸れやすいので、あせもができやすい
- デリケートゾーンに蒸れは大敵
- 通気性をよくすることが大切
- 蒸れ対策以外にも、汗ケアも必ず行うこと
- あせもをかくのはNG!だから、かゆみのツボも試してみましょう
- デリケートゾーンへの市販薬は「非ステロイド」がおすすめ
- デリケートゾーンのあせも予防には、生理用品の見直しも大切
今回のテーマをまとめると以上のようになります。
夏場など汗を多く各季節には特に注意したいデリケートゾーンのかゆみやあせも。
でもひょっとして自分から蒸れの原因をつくってしまっているかも?
そうならないように日頃から通気性のよい状態に保ってあげましょう。
また、汗などのケアも忘れずに…。
しっかりと対策をして、デリケートゾーンの悩みにサヨナラしましょう!