アンテベートアトピーがやや酷いという状態で
痒くて眠れないというような場合に使う治療薬です。

アトピーの薬の中では強めの薬に位置していて、
ステロイド系の薬であるせいでこの薬を忌避する人もいるようですが、

治療薬としては短期間で状態を改善するのに向いた薬とされています。
長期間使う薬ではなく大体1週間から10日程の短期で
状態を落ち着かせる為に使われる薬とされています。

アトピーについて

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アトピーは乳児に多い病気です。
その原因は皮膚が未発達の為にその表面が十分に保護されず
ハウスダスト細菌アレルギー症状を起こしてしまう為です。

また、離乳食への切り替えの時期もアトピーになりやすく
胃腸の粘膜が発達していないせいで分解出来ない食物をアレルゲンとして認識して
アレルギー反応を起こしてしまうのがその主な原因です。

このどちらもそのほとんどは成長と共に自然に治癒しますが、
アトピーの痒さ眠れなかったりと憔悴してしまう場合も多く、医師による治療が必要です。

これらのアトピーを治療する際に用いられるのがステロイド系外用薬です。
治療の流れとしてはステロイド系外用薬で短期で炎症を抑え、
その後、肌を保湿して炎症の再発から守ります。

成長して肌のバリア機能がきちんと発達し、
また、胃腸も粘膜が発達していくと自然にアトピーは収まっていきます。
ただ、最近は大人のアトピー患者も増えて来ていて、
原因としてはやはり肌のバリア機能の低下が考えられています。

アンテベートとは

アンテベートはアトピー治療薬の中でも強めのステロイド系塗り薬です。
効き目が早く、安全性も高いという事でアトピーの治療に積極的に使われているようです。

ただ、その副作用も多いようで白癬が出来たり皮膚の刺激感が続いたり、肌が乾燥したり、
炎症がないのに痒くなったりとアトピーの痒みを治そうとしているのに
逆に痒みが引き起こされるような副作用もあります。

これらに対する対処は医師によって違うと思いますが、
痒み止めの内服薬と一緒に使用する場合が多いようです。

アトピーの治療にとって大事な事は
なるべく早く炎症を抑えこんで保湿治療に移行する事なので
割合と強めのステロイド系薬剤が使われる事が多いようです。
アンテベートは特に顔の目の周りに長期にわたって塗布すると
目が痛くなったり、白内障緑内障の危険もあるので、
出来るだけ短期で治療する事が望ましい薬とされています。

その為には処方を守って、塗ったり塗らなかったりという事をしないように注意が必要です。

アトピーについてはこちらの記事もご参考に!

アンテベートに代わる薬として

最近はステロイド系薬剤をなるべく短く使って
その後、効き目の緩やかな非ステロイド系の薬剤に切り替えるという方法も多く取られているようです。

その中でも効き目が高い薬剤であるプロトピック軟骨という薬剤は
効果は高いのですが皮膚からの吸収が悪く、
首周りなどの吸収率の高い部位には有効ですが、
その他の吸収率の悪い部位はやはりステロイド系薬剤に頼らざるを得ないようです。

しかし、問題となっている目の周りの治療を代替出来るのは、
安全な治療を行うについてとても役立ちます。

ただし、このプロトピック軟骨には
塗った箇所が熱くなったり、ヒリヒリするという
副作用があるので、使い心地はあまり良くは無いかもしれません。

その為、先にステロイド系を使って短期間に炎症を出来るだけ抑え
次にプロトピック軟骨を使う事でヒリヒリを減らして炎症の治療を行い、
終わったら保湿治療に移るのが現在の顔や首などの理想的な治療とされているようです。

かゆみや湿疹に効く非ステロイドの塗り薬も市販品でありますので、
もしこのような薬で対処できるのであれば、ステロイド薬ではなく、
非ステロイドのクリームを使用したほうがいいですね。

良く効く薬ほど副作用も強い

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よく言われるように、薬というのは身体に異常を起こすという一点において
ある意味と同じと言って良いでしょう。

この身体への作用をコントロールする事によって
病気や怪我や、様々な身体の症状を治療していく訳です。

なるべく早く治療しようとすればそれは強い作用を身体に及ぼすという事です。
その無理の分が治療目的以外の部分に出てしまうのは仕方ないと言えば仕方ない事と言えます。

しかし、そのような作用についてお医者さんはプロです。
どんな薬がどんな作用を引き起こすかを勉強して治療に利用しているのです。
今はお医者さんには治療を患者さんに説明する義務があり聞けば大体は説明してくれます。

専門用語ばかりで全然分からないという場合には
お医者さんに理解出来るように説明してもらいましょう。
そして薬を使って身体に問題が生じたら我慢せずにきちんと相談する事が大切です。