アデノウイルスって聞いたことはありますか?
アデノウイルスはその名のとおり、インフルエンザウイルスやノロウイルスと同じウイルスの一種です。

実はこのアデノウイルスは、インフルエンザウイルスの次に
人体から検出される割合の高いウイルスなのですが、その割にあまり知名度は高くありません。

というのも、通常は軽い風邪のような症状のため、
病院をわざわざ受診する人の割合が少ないのがひとつの理由です。
しかし、子供やお年寄りは時に重篤な症状に陥り、肺炎や脳炎、
髄膜炎、心筋炎などを引き起こすこともあるので侮ってはいけません。

今回は、そんなアデノウイルスについて症状や潜伏期間、対策などをまとめてみました。

アデノウィルスの症状は?熱は出る?

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アデノウイルスの主な症状は38度以上の高熱や咽頭炎、結膜炎です。

感染ルートとしては第一に夏場のプールが挙げられます。
そのため、通常「夏風邪」や「プール熱」と呼んでいる症状も
実はアデノウイルスの仕業ということが少なくありません。

症状1.高熱

高熱についてですが、通常の風邪の熱が1日から2日程で下がるのに対し、
アデノウイルスは4日から5日、最大では一週間もの間熱が下がらないという場合もあります。
治療は対症療法しかありませんので、解熱剤を飲んで水分をこまめに補給し、
安静にしていることが回復への一番の近道です。

症状2.咽頭炎

咽頭炎は、咳こそあまり出ませんが、喉や体の節々の痛みを訴える人も多いです。
また、それに伴い腹痛食欲不振も引き起こされます。

しかし、体力がないと抵抗力も弱まって症状が長引いてしまうので、
食欲がなくてもお粥や雑炊、またはドリンクなどで栄養を補給するようにしましょう。

症状3.結膜炎

結膜炎は、目の結膜が炎症を起こすことを指します。
眼科ではありふれた病気として知られています。
結膜が炎症して目が充血し、涙が止まらなかったり目やにが出たりといった症状が起きます。

これらの、高熱・咽頭炎・結膜炎の三つの症状を合わせて、咽頭結膜熱といいます。
プール熱とも呼ばれますね。

アデノウイルスの潜伏期間は?

アデノウイルスの潜伏期間は一週間前後
そして二次感染が引き起こされるまでの期間は発症からおよそ二週間前後と言われています。

そのため、完全に回復したと思っても外出は控えたほうが良さそうです。
特に小学生や幼稚園児の子供などがアデノウイルスに感染した場合は、
回復後すぐに学校に行くと学校や幼稚園などで集団的な感染
引き起こされる原因になりかねないので幼い子供をお持ちの方は十分に注意してください。

学校伝染病にも指定されています。

アデノウィルスの治療方法

アデノウイルスには特効薬がなく、治療も対症療法しかできません。
そのため、一番大事なのが感染しないように対策をすることです。

それでは、対策とは一体どんなことをすれば良いのでしょうか?


アデノウイルスは市販の消毒薬殺菌することができます。
ですから、まずできることは手指を殺菌することです。

次に、ウイルスが流行っている場所には近づかないこと。
特にプールでの感染が多いので、
プールに入ったらうがいと手洗いをするよう心がけてください。
このときも消毒をして徹底しましょう。

その他にも、マスク眼鏡などで感染を予防することもできます。
予防法としては通常の風邪とあまり変わりはありませんね。

まとめ

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いかがでしたか?
このように、アデノウイルスは一旦発症すると長いあいだ症状が出続け、
夏風邪といえどなかなか苦しい病気でもあるのです。

しかし、だからこそ正しい知識を持って、自分が感染しないように
他人に感染させないように心がけることが重要です。

また、記事であげたとおり子供の症状は重篤になる場合があるので、
特に小さい子供のいる方は注意して体調や様子に気を配るようにしてくださいね。