子供の発熱はよくあることですが、その発熱の原因が
どの病気であるのかを知ることは大切なことといえます。
しかし、アデノウイルスによる発熱と川崎病は区別がつきにくく、
判断が遅れてしまうと子供が苦しむことになりかねません。
アデノウイルスと川崎病の症状の違いはどのようなものなのでしょうか。

アデノウイルスか川崎病か

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アデノウイルス川崎病の共通点は意外に多く、
素人では判断をつけることは難しいのです。
アデノウイルスも川崎病も長期において発熱し、
目が充血、手足のむくみや舌が赤くなるといった症状があります。

川崎病でもアデノウイルスでもこうした症状が必ず現れるという訳ではありませんので、
これは違うと素人判断をしないようにして下さい。
アデノウイルスの場合はやがて治るものですが、川崎病は入院の可能性もある病気です。
心臓周辺の血管に異常が出た場合は、適切な治療をしそれを続けなければならないのです。
アデノウイルスと診断されて処方された解熱剤で熱が下がらない
などの症状が出てしまった場合は、再度受診して川崎病を疑ってみる必要があります。

アデノウイルス感染症

アデノウイルスはインフルエンザウイルスと同様に、
人の体から検出される率の高いウイルスです。
インフルエンザウイルスは湿気に弱いため冬場にはやることで有名ですが、
アデノウイルスは季節に関係なく発症します。
感染力が高く免疫の少ない子供に良くかかる病気で、
夏場にかかるとプール熱といわれることもあります。
プールの水を媒介として感染することが多いためです。
潜伏期間は4~5日で、38度~40度の高熱が突然起こりのどの痛みを伴ったりします。
アデノウイルスはインフルエンザのように効果のある薬が存在しないため、
対処療法を取って安静にしているようになります。
ひどい症状になると気管支炎扁桃腺炎、肺炎になってしまう場合もありますので要注意です。
免疫がつきにくい病気でもありますので一度かかって回復しても何度もかかってしまう場合もあります。
高熱を発して抗生剤が効かないという点で川崎病と区別をしにくい難点があります。

アデノウイルスについてはこちらの記事もご参考に!

川崎病の症状は

別名を皮膚粘膜リンパ節症候群といいます。
心臓の周囲にある血管の異常で赤ちゃんであっても心筋梗塞不整脈が生じてしまいます。
主な症状としては発熱し、抗生物質を投与しても熱が5日以上続きます。
発熱後、不定形発疹が皮膚にあらわれてきます。
目が充血し、苺舌の様に舌が赤くなります。
首のリンパ腺が腫れ、手足がむくんできます。
こうした症状自体はアデノウイルスなど他の病気でも起きてしまうため、
確実に川崎病であるという判断は素人には難しいものがあります。

回復期になると手足の指から皮膚がはがれおちてきます。
この病気がいかに幼児にとって大変なものであったのかが分かる気もします。
心臓のまわりの血管に異常が見られなければ心配はありません。
異常が出てしまった場合は医師の指示に従って薬を飲んだり、運動制限を行ったりします。
川崎病自体が発見されてまだ新しい病気でもありますので、
川崎病を患った方が年齢を重ねた時にどのような影響があるのかは詳しく分かっていません。
ですが健康的な生活を行うことが良いのは、健康な人にも言えることでもあります。

アデノウイルスでも川崎病でも

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子供は突然高熱を出してしまうものです。
だからといっていつもの熱だと思ってしまわずに、きちんとした診断を下す必要があるのです。
アデノウイルス川崎病の違いは私たち素人には分かり難いものがあります。
しっかりとした判断をしてもらうためにも、病院で検査をしてもらうことをオススメします。
一度診断されてもなお不安が残るという場合には、
違う病院を受診してみるのも良いのではないでしょうか。

普段からできる予防法としては手洗いうがいです。

それに加えて殺菌消毒も欠かさないようにしましょう。
子供が病気にかかると親として不安になるのも分かりますが一番不安なのは子供自身です。
お子さんが後々後遺症などでつらい思いをしないように、
親である私たちがしっかりとしなければなりません。

それでも体調を崩してしまったら
自分の不安、子供の不安の双方を取り除くためにも
病院で検査を行ってもらうのが良いでしょう。