アデノウィルスはアデノウィルス感染症の原因ウイルスです。
アデノウィルス感染症は様々な症状を引き起こす事で知られる病気で、
いわゆるプール熱として知られる咽頭結膜熱もアデノウイルス感染症の一種です。

アデノウイルスに感染した場合、そのほとんどの症状で高熱を発します。

高熱が続くと大量の汗をかく事になってしまい、
結果的に気付かずに脱水症に陥ってしまう事があるので
こまめな水分補給を忘れないようにしなければなりません。

アデノウイルス感染症とは?

2015-07-02-2b

アデノウイルスは1種類のウイルスではありません。
49種類、分類方法が違えば51種類の種類があり、
それぞれが少しずつ違う症状を引き起こします。

熱や咳、喉の痛みは大体共通していますが、
目の充血を起こしたり、胃腸炎を起こしたりと
様々な症状を起こし、扁桃炎、気管支炎、肺炎などの病気の元となるのです。

感染力が強く、プール熱と呼ばれるように
塩素消毒してあるプールで感染する事すらあると言われています。

特に咽頭結膜熱は数年に一度流行する事が知られていて、
小規模のアウトブレイクと呼ばれる事もあるようです。

感染して発病する6割は5歳以下の小児や幼児とされていて、
子供の感染症として良く知られています。
大人でも免疫が無い場合は感染するので注意が必要です。

高熱で汗をかいたら水分補給

症状として39度ぐらいの高熱が一週間程続きます。
この時喉や胃腸が炎症を起こしている場合は
更に食欲も無くまた消化能力も低下しています。

その為、栄養摂取もままならなくなってしまいます。
そしてなにより脱水症に注意が必要です。
高熱が続き普段より大量に汗をかくので、
普段通りの水分補給では間に合わない可能性が高いのです。

ただし、水だけを補給すると体内の電解質のバランスを崩してしまいます。
ただでさえ弱っている体力を更に削る事になるので、
水分補給にはナトリウム(塩)糖質を含んだ水を使用してください。

経口補水液OS-1はそんな場合に適した飲料水です。
常備しておくと、大変便利ですよ(*^^*)

ですが、わざわざ購入しなくても家庭で作る事も出来ます。

作り方も簡単で、水1リットルにティスプーン半分の塩、
そして好みの量の糖分を入れれば出来上がりです。

糖は吸収を助ける為の物なので適度な量でOKです。

アデノウイルスの治療について

アデノウイルスに効果のある薬はなく、
病院での治療は対症療法となります。

アデノウイルスは特殊な場合を除き、
基本的には時間の経過と共に自力で治癒出来る病気です。

ただ、熱が高いので家族は大変やきもきすると思います。

最近はアデノウイルスに罹る子供が増えていると言われていますが、
お医者さんによると、最近は診断方法が確立された為
アデノウイルスである事がはっきり分かる患者さんが増えただけではないかという事です。

以前は酷い扁桃腺だと思って治療している内に
病気が治り、治療が効いたと思われていたという事が起こっていたという訳です。

熱は身体が菌と戦う為の抗体を増やしているせいなので
一概に熱が高いのが悪いという事でもありません。

ただ、前述したように水分をきちんと補給しないと
病気よりも脱水で危険な状態になるので、
経口補水液を補給するのは忘れないようにしてください。

大体目安として、大人は一日2Lの水分が必要との事なので、
何も口にしていない状態の子供の場合は1L程は必要だと思います。

ただし、これは一度に飲ませるのではなく、
時間を掛けて少しずつ飲ませてあげてください。

汗と水分

2015-07-02-2a

病気に限らず人は汗によって水分を失っています。
その時に、水分だけではなくミネラルも同時に失います。

だからこそ急激に水分を失った場合の水分補給は
経口補水液でないと危険とされています。

体内のミネラル分が薄くなって、最悪死亡してしまう事もあるのです。
これを水中毒と言います。

病気で高熱の場合だけでなく、大量の汗をかく夏場にも水分補給は大切なので
自宅で経口補水液を作って一日に何度かに分けて補給するようにすると
夏場に怖い熱中症対策にもなって良いと思います。

水ばっかりを飲むのが辛い場合には
水をゼリー状にして食べるという手段もあります。

アガーという常温で固まってゼリーのようになる物があるのですが、
これを使って経口補水液のゼリーを作って冷蔵庫に冷やしておいて、
おやつ代わりに口にすると食感も楽しめて良いのではないでしょうか。

糖分も砂糖ではなく果物などの物を使っても良いと思います。